【富士工業株式会社】FUJIOH、三重大学との共同研究において 換気が昼寝の回復効果を促進する可能性が示唆される
プレスリリース
富士工業株式会社と三重大学研究基盤推進機構半導体・デジタル未来創造センターの湯田恵美教授は、換気が昼寝の回復効果に与える影響について共同研究を実施しました。その結果、換気が昼寝による身体機能の回復を促進する可能性があることを確認しました。本研究の成果をまとめた論文は、センサー技術分野の国際学術誌『Sensors』に掲載されるとともに、人間と環境の関係を研究する日本生理人類学会においてポスター発表がおこなわれ、関連分野の専門家から研究の学術的有用性が認められました。
『Sensors』論文掲載Webサイト:https://www.mdpi.com/1424-8220/26/9/2716
■研究成果の要点
本研究では、心拍変動(HRV)を指標として、換気が昼寝の回復効果に与える影響を心拍変動と自律神経バランスという客観的データにより評価しました。その結果、良好な換気環境では身体機能の回復がより促進される可能性が示唆されました。
■主な発見
・覚醒後の自律神経のバランスを示す指標(LF/HF比)に換気の影響が見られ、疲労回復や集中力改善につながる自律神経の安定化に、良好な換気が寄与する可能性が示された。
・多くの被験者において、良好な換気条件と心拍間隔の変化の大きさを示す指標(pNN50)に有意な相互作用が観測された。一方、一部の被験者では換気が不十分な条件下において有意な相互作用が観測された。
これらの結果から、換気の効果は性別などの個人的要因により異なる可能性が示唆された。
■今後の展望
本研究は、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択されたプロジェクト『低サンプリング生体情報を活用した感応型モビリティのインタラクション設計』の一部であり、社会実装に向けた展開が期待されています。将来的には、研究成果を応用した換気システムを、オフィスや休憩スペースに導入することで、休憩時の回復効率向上が期待されます。
一方、本研究はサンプル数が少なく個人差も大きいことから、今後は被験データの拡充に加え、睡眠状態の客観的な測定や認知機能の評価を取り入れ、昼寝時の換気による作業パフォーマンスや健康への影響をより詳細に明らかにしていきます。
ニュースリリースはこちらをご覧ください。
『Sensors』論文掲載Webサイト:https://www.mdpi.com/1424-8220/26/9/2716

左:昼寝中の異なる換気条件下における自律神経のバランスを示す指標(LF/HF比)の反応。
値が高い時は交感神経が優位な緊張状態。
値が高い時は交感神経が優位な緊張状態。
右:昼寝中の異なる換気条件下における副交感神経を示す指標(HF比)の反応。
値が高い時は副交感神経が優位なリラックス状態。
値が高い時は副交感神経が優位なリラックス状態。
■研究成果の要点
本研究では、心拍変動(HRV)を指標として、換気が昼寝の回復効果に与える影響を心拍変動と自律神経バランスという客観的データにより評価しました。その結果、良好な換気環境では身体機能の回復がより促進される可能性が示唆されました。
■主な発見
・覚醒後の自律神経のバランスを示す指標(LF/HF比)に換気の影響が見られ、疲労回復や集中力改善につながる自律神経の安定化に、良好な換気が寄与する可能性が示された。
・多くの被験者において、良好な換気条件と心拍間隔の変化の大きさを示す指標(pNN50)に有意な相互作用が観測された。一方、一部の被験者では換気が不十分な条件下において有意な相互作用が観測された。
これらの結果から、換気の効果は性別などの個人的要因により異なる可能性が示唆された。
■今後の展望
本研究は、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)に採択されたプロジェクト『低サンプリング生体情報を活用した感応型モビリティのインタラクション設計』の一部であり、社会実装に向けた展開が期待されています。将来的には、研究成果を応用した換気システムを、オフィスや休憩スペースに導入することで、休憩時の回復効率向上が期待されます。
一方、本研究はサンプル数が少なく個人差も大きいことから、今後は被験データの拡充に加え、睡眠状態の客観的な測定や認知機能の評価を取り入れ、昼寝時の換気による作業パフォーマンスや健康への影響をより詳細に明らかにしていきます。
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